ここしばらくの学習状況

 買う本はだいたい勉強関係なので、消費生活っつうより勉強カテゴリにしたほうがよい気がする。でも、まあ今から直すとめんどくさいし直しだすとキリないところがあるのでやめる。川崎の丸善にて:

『独文解釈の研究』阿部賀隆

独文解釈の研究
 大学一年次でゆっくりドイツ語文法を学んで、二年次になるといきなり長文を読まされるわけで……、ということを複数人から聞いたので、今から備えておくのも悪くなかろうと。語学のほかの勉強もできるだけ随意にしたいし、二年次はドイツ語にかかりきり、という状況はちと避けたい。というわけで、しばらくドイツ語の読解をやります。とりあえず文法書の表面をなでるように読んだら、いきなり解釈本に入ることにしました。単語集もまあ買ったんだけど、飽きっぽいので続かないのと、単純作業になるので記憶しづらいのでさっそく放置してしまいました。受験生時代もまともに単語やんなかったな。初級文法からいきなり解釈*1っつうのは階段を数段とばしてる感じ*2だけど、参考書が充実してないからしょうがない。一応文法の問題集もあったけれどメンドイので飛ばしてしまいました。これが裏目に出るかどうか、というところだが、頻出の文法事項や単語は文章で何度も出るはずだから問題ないし、もし問題があればそのときに flexible に対応してけばいい話だ。一番目だけやってみたが、単語の用法などノートしてたら結局 3 時間ほど掛った。そのうち楽になるだろうと信じて、これでしばらくいく予定。
 あと、類書の『独文解釈の秘訣』との比較について、リサーチ( amazon のレビューと実際に手に取ってみての確認)によれば文章の長さは研究<秘訣、注釈の細かさも研究<秘訣(秘訣は主にここがウケているらしい)、あと秘訣は大学受験の問題から文章をとっている・二分冊である。研究は文章が前後の文脈と切り離されている。といったところでした。研究を選んだのは主に自分の美意識(自己完結性・簡潔さの観点)から。
 で、近頃の学習状況だが授業外ではだいたい『高校数学+α』をちょっとずつ切り崩すように進めていた。まだやってたのか、という感じだけど。これは入学してからしばらくは放置していて、夏休み終わったあたりからぼちぼち再開してました。積分の後半あたりに差しかかったか、といった具合だが、ごく個人的な理由に照らしてキリがいいのでしばらく数学はお休みする。それでこのドイツ語と、あと放置していた『西洋哲学史』を読んでおく。差しあたっての必要が出てきてしまったので、まあそういうわけで。

*1:語学において解釈とは文法に則って文章の意味を正確にとっていくことだけど、いまだにこの解釈という言葉づかいには違和感がある。意訳、というような意味合いを受けてしまうので。

*2:本書表紙のドイツ語の意味は「中級者向けのドイツ語」。