5月まとめ

 書きさしの幾つかの日記を放ったまま、5月はもう終わろうとしている……、いまだ文体が安定しない私こと楡です&こんにちは! たとえばひらがなの分量であったり、「っ」とのつきあいかたであったり、アラビア数字を全角にするか半角にするかであったり、します。こんにちは。ああ、こんにちは。今はこれを聴いていて:
金星 (HQCD)(僕が聴いているのは旧版ですが写真がないのでこっちにします)
 もうそろそろ終わるところ。わけのわからない音楽です。わけのわからないものが好きです。これの前に聴いていた椎名林檎のファーストも歌詞がわけわかんなくて楽しいですけど、あの古めかしい言葉遣いがどうも不自然に感じられてしまいますね……といった愚にもつかぬ愚痴がかき消えるくらいにすばらしいアルバムであると認識しました。作曲がいい。僕は作曲に感を動かされることが多いように思うので、あんがい素直なところがあるのかも知れません。いや、自分で素直と称することの問題性については、どう捉えればいいのか? それはまあ気が向いたときにします。今聴き終わりました。
 というかなんかというかあの丁寧語が過剰だと感ずるぞ。これ。俺の文章。自分でも書いててやや気持ち悪いゾ……!? と感ずる場面があるわけですだよ。以下、丁寧語禁止で書いてみる。
TRICERATOPS
 あとトライセラトップスインディーズ盤ブックオフで見つけたので買って聴いた。これもいい。和田唱の歌があまり訓練されていない点を除けばメジャーで出てるやつと遜色ない出来で、彼らのセンスはすでに発揮されていると……、とか言うとなんかエセ評論家みたいでやだな。「Raspberry」はこちら版のほうがいい。
 聴いたやつと読んだやつを掲載するだけのサービス(具体名わかんない)を借りようかな……と思うが、それはそれでエゴすぎる、自己顕示欲すぎる気もするんだな……。ただ、はてなダイアリーにASIN貼ってリンク飛ばすだけ、「これ聴いた」と提示するだけ、よりは随分マシだ、というのはある。あとは自分がどのくらいそれを発信したいのか、する必要があるのか、にかかっているわけだが――。
 5月を一言でまとめると、「追われてばっかり」だったかなー。本もあまり読めていない。6月は追う側につきたいな。あといいかげんアルバイトをはじめたい。
 5月、純粋に趣味で読んで、読み了えたのは:
詭弁論理学 (中公新書 (448))
 正味これぐらいではないのか。朝の電車ではほとんど読書が不可能な状況にある。出発の時間帯をずらすなどして対策を図りたい……が、うまくいくだろうか。ちなみに(というと失礼だが)、この本、野崎昭弘『詭弁論理学』は、世にあふれる詭弁を紹介し、分類し、解説するといった内容です。論理学の本ではありません、「詭弁論理」に対する理解は深まるけど。人と議論(まあ、“話”)をしていて、なんか相手に俺の言葉が通じてない、しかも、なんとなく“負けた”ような後味がしてしまう、という人が読むとわりと溜飲が下がると思います。僕のことです。

 あ……ソフトドリンクに関して書くのをうっかりすっかり忘れていたが、これは今度ということで。