数学学習記 09-7

 いんやー。「複素数」の章を終えた。ここんとこ、カメないしカタツムリにも匹敵しうる歩みの遅さを呈している。集中すればちゃんと終わるのだがな。集中しないからな。なんとなく身が入らないと、ついつい絵を描いてしまうな。絵というか、ほとんど字なのだがな。字といっても文章ではなく、ひと文字とか、英単語とかを縁取りなんかして描く。こないだまで右上に表示していた「ギ」がたとえばそれにあたります。もう俺はそんなものばかり描いているから、絵のほうはあまり上達しない。たまーには描くけどね。顔とか。口とか。んー絵というか、線を描くのが好きなのだと思う。数学のやや複雑なグラフとか、ああいうの描き切ると、グフフフフフと達成感が湧いてくるね。そりゃ少し違うか。なんか意味なくシャープペンを滑らせ、へろへろへろ〜〜〜と曲線を現す。そういうのが快感だな。ぜんぜん数学と関係ない。
 高校の現行過程では省略されている複素平面でございますが、これ、復活させたほうが宜しいかと存じます。まずベクトルというよくわからん概念(いや学校のアレだと本当わからん。「大きさと向きを併せもつ量だよ」「ふうん」程度のぼんやりした暗記的把握)の理解を深めるためにも役立つし、あと複素数で図形が描けるとか単純に楽しいしね。そもそも数学に用いられる概念(道具)ってどれをとっても一見よくわからんもの揃いだと思うので、その道具を使っていろいろ試してみることが概念の理解には不可欠なんじゃないかなあとか、今になって思う。あああと 2 年早く気づいていればなあ。いや、数学に関してはいろいろ探究してたつもりなんだけど。情報がなさすぎた。それは一人で全ての定理を証明しようとするようなものだ。まあつまり、数学の教科書はもっと情報を盛り込むべきってことッスよ。ここで書いてもアレだ虚しいな。