数学学習記 09-3''

 ほらタイトル、ツーダッシュだって。遅遅として遅遅として進まない。基底の変換というところで足踏みつづけている。え? あ? 基底を回転すると座標軸が回転して一緒に図形も回転してしまう気がして? それに対する有効な反証を見出せなくて? 卒業とともに君が遠くに行ってしまう気がして? それに対する態度をいつまでも決めきれずにいて? とまあ世界はクエスチョンで満ちていますが、それにしてもこの俺の問題解決能力の乏しさったらない。思うに、ストラテジィが必要なのよ。やはり。イキ・アタリ・バッタリでは文字通り、行き、当たり、ばったり斃れてしまうのが世の常。――いま、「斃れて」と書いた。こないだ、筆記できない漢字は変換しない、という話を目にして、そういえば僕もむかしはそうしていた(「妄誕F」2007.11.18)。が、今はだいぶ軟派になってしまったようです。であるようですが、やはりそういう話を見せつけられてはこちらも黙っちゃおれないというか、やっぱりそうだよなあ、という気がして、まあ、そういうことにします。「斃れる」は今、書けるようにした。それにしてもワープロばかり使っていると筆記が衰えるというのはよく言われますね。それが怖い。あ、それが怖いからこのようにするのか。――さて、ガムシャラソリューションでは到底この先通用しませんヨという話だった。ストラテジィを。明晰な思考を。どうにかしないとなあ。