怠惰再び+鷲田さん

 共共。それでもみなさまに会わせる顔もあまりないので、テキトーに付けて飛ばして牛乳ビンに詰めて川に流すことにします。さて曇天を決め込んでいたここ数日の天気は、しだいに晴れ、かつ曇り、かつよだれを垂らし、いかにも煮え切らぬ態度を見せています。涼しかったり、はたまた湿度が高くて過ごしにくかったり、そんな具合。昨日の夕方散歩に出たときの川辺は、靄がかかっていて白い風景で、湿度の高さを目で感じ取ることができた。今は晴れてて、かつ涼しい。今年の秋は「勉強の秋」、キミに決めた、と。
 12 時以降に就寝ということになると頭のなかで「遅く寝たらそれだけ睡眠とらなきゃね」との口実が利用可能になってしまうようで、翌日の起床は軒並み遅くなる傾向にある。そんなわけで八時半頃のオハヨウゴザイマスは、家族の大半が既に出かけてしまっている時刻であり、さすがに罪悪感に苛まれ一日じゅう鬱、ということはなくなったけれどもやはり良くないと思う。早々に生活リズムが大番狂わせをやってのけて朝の勉強時間も大幅減は痛い。んだもんで、なんだ、 11 時半。んまでもまあ同じようなことばかり書いていると人間的な強度も疑われてくる。――


 そのへんはどうでもいいし勝手にすれ、ということなのダケドモ、近頃の被アクセス記録を見ていると、どうやら鷲田清一さんの例の新書を検索してここにやって来る数が多く、これは夏休みの宿題・ザ・読書感想文の課題図書として日本の中高生の眼前へと突きつけられた講談社現代新書の表紙の橙色の正方形*1……すなわち『じぶん・この不思議な存在』を読みて感想を書け、との指示が各教育機関にて続出し、読書なんて少年ジャンプくらいしかしないんですケド的な少年らはこの字・字・字だらけのホンをインプット&アウトプットということが億劫で困難でイヤーンと思って部活やらゲームやら友人と街へ繰り出すやらを続けていたらアラマアもう、夏休み、終わり、ゴシゴシ、いや見間違えではない、世間ではもう大学生以外は夏休みが終わったり終わりかけたりしているようで、焦りに焦った少年らはネットで適任な感想を探し当てコピー&ペーストにて課題を完成させようと企てているに違いないのです、いや違いないのデス! と僕は読んだのですけども、まあ別にどうということもないです。すいません。

*1:新書版でない可能性もありますが