2008年7月分

 たまに思い立って書き足しているプロフィール欄。自己紹介を追加するということはid:misunderstandingについての自己定義を更新すること、定義を重ねることで人格的な抽象性を深めていくことであり、自分にとっての「自分」の変化の軌跡をつけていくという点では、すなわち日記を書くことと同じです。頃合をみて記事として保存しておくことにします。


7/3
以下は恣意的に挙げられた要素であるので、どちらかというと作者が「これに釣られて読む人がいたらいいなあ」、「このような同類を探している」というものです。

  • 男性
  • 1989(平成元)年生まれ
  • 自宅浪人
  • 好きな小説家→「安部公房」と答えることにしてる
  • 好きなミュージシャン→「TRICERATOPS」と答えることにしてる
  • 「アーティスト」よりは「ミュージシャン」を使いたい
  • 以下、長くなりそうなので省略


7/13
テキトーに自己紹介。作者id:misunderstandingは生物学的に男性、性質も人並み程度に男性。「せっ世界は矛盾に満ちている……」などと日々思っている精神的お年頃。idの由来は「誤解されることが嫌いだから」で、それゆえ自分の日記上では自己言及が多い。自覚している短所は短所というかまあ人間的にまだまだ弱いということだろう。回顧から生じる後悔が苦手。他者の絶対的不可知性に恐怖を覚える今日この頃。自宅浪人しているせいで現実感とでもいうものが益々希薄になりつつある。こんなもんでどうかな。


7/24
「何んで自分は文章を書いてアップロードするのか」ということを長いこと疑問に感じているのですが、それへの一つの回答として「とにかく誰かに向けて語り続けていたい」という欲望があると思う。それは広い意味では「つながりたい」の範疇に含まれるのかもしれない。ネットで文章を公開するということは、基本的にレスポンスを強制しないスタイルの――つまり、煩雑でグロテスクな「人間関係」というシロモノを拒否する自然科学的さわやかさを有する、その一方で現実逃避性のわがままな――「つながりかた」と言える。と思ったけど、べつに僕は人間関係を厭うてネットに篭っているわけではなく、現実問題、僕が一方的に語りつづけることのできる相手などいないので、ネット上でその欲望を実現している、というのが真相かな。そんなわけではてなスター、コメント、ブックマーク、リンク言及、等の関係強制も歓迎です。