浪人雑記 vol.5

 じょっ女性はっ……「しあわせ」を求めるものなんでしょうかっ……!? という問いは置いといて、浪人雑記が2ヶ月強の時間を隔てて書かれますよ。最初は勢いがよいが次第に自然消滅し忘れた頃に再び刊行されるところはまるで学級通信のよう(少なくとも僕の経験上はそうだった)。えーとまず、記事が連続モノであるゆえ、最低限の繋ぎとして、前回から今までの間隙を埋めなければなりません。なりませんってなもんでもなさそうですが、体裁として書かせてもらいます。
 まだ自宅浪人してます。ほぼ完全宅浪とでもいうべき状態で、朝は6:30に起床しNHKラジオ第2「基礎英語3」を聴き*1、布団あげたり服を着たり朝食を摂ったり新聞を読んでいると8:30。こっから英単語・英文解釈の参考書をやって適当な量を済ませたらパソコンをつけてインターネットをします。だいたいはてなアンテナで更新分を確認している程度なのでさほど時間は掛かりませんが、今日のように文章を書き始めてしまうと大幅なLOSSとなります。まあともかく一日のROUTINEとして時間的に厳格に守られているのはこの辺りまでで、あとは昼食夕食風呂などを摂りつつ世界史通史・数学をある程度やる、時間が余れば古文などに手を出し、12:00までには就寝、といった具合になっております。
 でなんだ、だからなんだ、なんでもありません。まあいいや。ただ一つ最近思うのは「バイトしようかな」ということで、何かというと18にもなって働きもせず暮らしているといよいよ人権が消滅してしまうのではないか……という懸念というか……強迫観念というか……社会通念というか……よくは分かりませんがそういう意識がはたらいているのは事実です。この事実の発端は間違いなく僕が浪人したことにあります。だって大学生になったらアルバイトぐらいしますよ、と思っているから。そりゃもう必修科目の如く考えていますから。ところが浪人、特に自宅浪人という身分にあってみると事情は変わってくる。世間はおそらく「浪人生の仕事は勉強すること」と考えている筈で*2、だから「お前は勉強だけしてりゃいい」ということにもなります。予備校という帰属組織をもつ非宅浪の方がたにはこれで済むのですが、ともすればニートやひきこもりと同等に見られてしまう危険性のある*3我われには、勉強しろ、と言われる一方で「18にもなって働かないとか……」という声も聴こえてくるわけだ。その両方に従うには「勉強しつつバイトもする」という策をとればおそらくは肩で風を切りつつ街を闊歩できるのだろうと思います。しかし、さらにジレンマなことには「バイトなんかしてたら勉強間に合わないっぽい」という懸念がある。俄然ある。じゃあ何でダイアリー書くかなぁ、という話になり、罪悪感は9.8m/s^2の度合で加速し、俺はこれ以上ないほど縮こまってしまう。以上のように、浪人生とはかくも肩身の狭い身分であるということを言いたい……のではなかった気がするが。うーん、ただ、短期でもいいから働いて参考書代くらいは自分で賄いたいなぁ……とは思う。むずかしいな。

*1:起きられなくて聞き逃すことがしばしばある。すると次の再放送は午後七時になるわけだが、これは夕飯と被りやすく具合が悪い。ところが九時半から再放送をやってることを最近知ったのでもう大丈夫だ。ちなみに基礎英語2のエンディングテーマが好き

*2:「子供の仕事は遊ぶこと」「高校生の仕事は青春を謳歌すること(そうか?)」と同列

*3:そしてそれはある程度は正しいわけだが……