II

なんか要するに、覚悟を決めろ、ということなのかもしれない。
なんか要するに、覚悟を決めろ、ということだったのかもしれない。
過去形だとしたら、これは過去を悔やんでいることになる。後悔は嫌いだ。でも後悔ばっかしてきた。
ここでも、やっぱり、俺は今日から変わる!なんて輝かしく宣言はしない。
生活の様相にそぐわないからだ。
何を。
「変わる」ということは「生活の様相」など無視して新しい次元にジャンプすることだと捉えている。
「変わる」には「生活の様相」など度外視して動いていかなければならない。
「変わる」ことを望んでいるくせ、「生活の様相」から離れられずにいる。
実際、そんな単純な問題じゃない。単純に見えているだけ。
人間の身体なんてそう思うように動くもんじゃない。
……また偉そうに……。劣等者のくせに。
いつまでも同じことを繰り返していて恐縮だが、連続的に或る次元に移行していくことを望む。
もうすこし、頑張ってみる。
最後がうさんくさくなったが……まあいいか。
覚悟は決めるし、決め続けなきゃならないだろう。