A FILM ABOUT THE BLUES / TRICERATOPS

A FILM ABOUT THE BLUES

A FILM ABOUT THE BLUES

前に「煮え切らない」とか言って否定的なそぶりを見せましたけど、本当は好きです、「GOING TO THE MOON」。結局は心の中100%が前向きな力に支配されることなんてまずなくて、それでも前進していこう / していかねばならない、ということがある。その意味ではどこまでも尽きぬ明るさに彩られた応援ソングなんてものはケッコウ“嘘”が含まれていて(いや、嘘というか省略なんだけど。そしてその方がポップスとして健全だと思うけど)、その点この曲は「それでも」の部分を踏まえられた上での煮え切らなさを伴う決心が歌われていて、僕にとってはそのほうが居心地がよいことも多い。以上、個人的な解釈。