数学学習記 その2
どうやら群論は直接に僕の疑問を解き明かしてくれるものではなさそうなのでありました。僕のこの一連の行動は恐らく、恣意的に見える諸々の代数的構造がいかにして現実への連関を持ちうるのか、という問題に帰結しそうな模様なのであって、群論はそれを知った後に使える枝にあたるものなのだ、といったヴィジョンが僕の中に形成されてきているのです。よって、いきなり群論にあたるのは無意義と判断したので今は
- 作者: 遠山啓
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1959/11/17
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